カンガルーケアは南米コロンビアで始まった新生児ケアで、母子関係を強くすることや不足していた保育器の代わりの緊急処置として行われていました。

 

しかし、

近年ではカンガルーケアは緊急処置としてではなく、母子の信頼関係を築いていく上で重要な役割もあるんですよ!

 

今回は日本で行われているカンガルーケアとはどういったもので効果はあるのか、また事故の危険性について詳しく説明していきますね♫

 

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カンガルーケアとは

カンガルーケアとはお母さんの胸の上に、生まれたばかりの赤ちゃんを乗せて肌を触れ合わせることです。

 

カンガルーも生まれてすぐに肌を触れ合わせる事からこの名前がつけられたんですよ♫

 

元々はNICUに入る低出生体重児の赤ちゃんに施されることが多かったカンガルーケアですが、正産期の正常分娩でも取り入れられるようになったそうです(^o^)

 

私は正常分娩でしたが、カンガルーケアは行われませんでした。

 

生まれたばかりの我が子を抱っこしたのは子どもや私の処置が終わってから写真を撮るためのほんの数秒だけでした(^o^;

 

カンガルーケアを取り入れている産院でも、お母さんの希望によってカンガルーケアをするのかしないのか選べるのですが、実際にカンガルーケアを体験したお母さんは約3分の1なんです!

 

それでは、カンガルーケアで得る事ができる効果とはどのようなものなのでしょうか?

詳しく説明しますね♫

 

カンガルーケアで得られる効果

ここでは、カンガルーケアを行うことによってどのような効果があるかを説明します♫

 

母子関係の絆が深まる

肌と肌を触れ合わせるカンガルーケアで得られる効果の一つとして、体温調節が難しい赤ちゃんはお母さんの胸の上で抱かれることにより、体温が安定でき、安心感を得ることができるという効果があるんです(^^)v

 

また、お母さんはカンガルーケアで親になった実感が湧き、親としての自覚を持ちやすくなるという効果があります。

 

そしてお互いに絆が深まるということに繋がるんですね♫

 

母乳育児に効果がある!

日本では母乳育児を推進しており、母乳育児がスムーズに出るようにするためには、出産後できるだけ早く赤ちゃんにお乳を吸わせることが望ましいとされているんですね(^^)/

 

また、ユニセフとWHOの「母乳育児を成功のための10カ条」には、母親が分娩後の30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること、となっていることから、カンガルーケアを行うことによっていち早く赤ちゃんはお母さんのお乳を吸うことができるんですよ!

 

私が初めて子どもにお乳を吸わせたのは、分娩後の約12時間後でした。

 

安静にして悪露を出すことを優先にしていたので、入院中はなかなか母乳が出ず、退院後しっかり出るようになるまでにかなり時間がかかりました(*_*)

 

また、生まれたばかりの赤ちゃんはお乳をうまく吸うことが出来なかったり、お母さんもうまく吸わせることができないため、カンガルーケアで早くに練習ができるといった効果もあるんですね♫

 

赤ちゃんがいち早く環境に慣れることができる

 

今までずっとお母さんのお腹の中にいた赤ちゃんは、生まれてすぐにお母さんから引き離されることによる不安や今までとは違う環境に大きなストレスを感じるんです。

 

しかし、カンガルーケアを行った赤ちゃんは、カンガルーケアを行っていない赤ちゃんに比べて、泣き止むのが早いんですよ!

 

また、お母さんもカンガルーケアを行うことにより、リラックス出来て産後の心身的な疲れが和らぐんです!

 

以上のことから、カンガルーケアには母子ともに精神面を安定させ、絆を深めることにより母乳育児が上手く進み、更にはお母さんの親としての自覚を持ちやすくなる効果があるんですね♫

 

しかし一方で事故の危険性もあるんです。

 

次はカンガルーケアによる事故の危険性についてご説明しますね。

 

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カンガルーケアによる事故の危険性

カンガルーケアには母子関係を強くするなどの効果がありますが事故の危険性もあるんですね(*_*)

 

こちらではカンガルーケアによって起こり得る事故の危険性についてご説明します。

 

赤ちゃんが呼吸困難になりやすい

 

カンガルーケアは赤ちゃんがうつ伏せになった状態になるため、まだ首が座っていない赤ちゃんは、柔らかく細い気道が圧迫されやすく、呼吸困難になってしまいやすいんですよ(*_*)


呼吸困難になってしまうと、酸素不足になり深刻な脳障害を起こしたり、最悪の場合は死亡する可能性が高いのです。


近年では突然死症候群による死亡事故が報道されていますが、原因として赤ちゃんがいつの間にかうつ伏せに寝たことによる窒息死もあるので、赤ちゃんをしっかりとした観察下のもとで行なうことが大事なんです

 

赤ちゃんを観察しにくい

元々、カンガルーケアはNICUに入る低出生体重児の赤ちゃんに行われるのですが、近年では正常分娩の赤ちゃんにも取り入れられてます。

 

カンガルーケアはお母さんの胸の上で赤ちゃんがうつ伏せの態勢になるため、お母さんは赤ちゃんの状態を確認することができません。   

 

生まれたばかりの赤ちゃんは体調が急変しやすく、不安定なんですね。

 

なので、万が一呼吸が止まっていたり、重篤な症状が出ていてもお母さんは気づいてあげられない可能性もあるのです!

 

以上の事故の危険性があることからカンガルーケアは危ないという認識になってしまっているんですね。

 

カンガルーケア中の事故の多くは、看護師さんや助産師さんが生まれてすぐの赤ちゃんをきちんと観察する体制が整っていなかったことが原因で起きているんです。

 

 

実際に起こった事故の時は、看護師さんや助産師さんが目を離している間に起こっているんですね。

 

そして、報道などでカンガルーケア中に呼吸が停止してしまった、死亡してしまったというニュースが続いたために、カンガルーケアそのものが事故の危険性があると勘違いされてしまっているんです(*_*)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

カンガルーケアとは、肌と肌が触れ合うことにより、赤ちゃんは安心感を得られ、お母さんは親としての自覚が芽生え、更には母乳育児の成功に繋がる効果があります。

 

一方でカンガルーケア中にしっかりとした観察体制が整わず、事故につながる危険性もあり、カンガルーケアそのものに事故の危険性があるとして敬遠されてしまっているんですね。

 

ですが、赤ちゃんの急変に常に対応できるような環境の下であれば、カンガルーケアは素晴らしいことです!

 

これからお産を迎える妊婦さんには、カンガルーケアの効果と事故の危険性を踏また上で、是非カンガルーケアを行うのか判断してみてくださいね♫

 

それでは!

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