産後はお腹のたるみが戻らないと悩んでいるお母さん方は多いのではないでしょうか。
特に帝王切開で出産されたお母さんは傷口が治るまでは安静にしていなければならないため運動不足になりやすくなり、産後のお腹のたるみが悪化してしまうことも。
更に、お腹のたるみが戻らない原因は他にもあるんですよ。
今回は帝王切開後のお腹のたるみが戻らない原因、お腹のたるみを戻す時期と方法について詳しくご説明しますね。
☆目次☆お好きな所からどうぞ♪
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お腹のたるみの戻し方について詳しく
帝王切開で出産した場合、産後約2〜3ヶ月は傷口の治癒のため安静を要します。
ですが、産後すぐはただじっとしてるだけでなく、ちょっとした工夫でお腹のたるみを予防し、傷口が良くなったら身体を動かすと良いでしょう。
ここでは、産後すぐから行える、
○栄養バランスのよい食生活
○骨盤ベルトを着用する
産後2〜3ヶ月後に行える、
○腹筋や骨盤の歪みに効くエクササイズ
この3つについてご紹介しますね。
栄養バランスのよい食生活を心がける
帝王切開後、産後すぐからでも始められるお腹のたるみの戻し方で一番簡単に出来るのが、栄養バランスの整った食生活を行うことです。
妊娠中は塩分の摂り過ぎに注意されてきましたよね。
それと同じように産後も塩分は控え、味の濃いものは食べ過ぎないよう注意してくださいね。
オススメは和食中心の食事にするといいですよ(^o^)
一汁三菜を心がけて、味噌や醤油で濃く味付けするのではなく、出汁の風味の効いた薄味にすると母乳育児もスムーズに進みますよ☆
骨盤ベルトを着用する
帝王切開後、傷口が良くなるまでは安静にする必要があります。
ですが、帝王切開で出産した場合、自然分娩に比べて骨盤の戻りにくいのです。
身体を動かせるようになるまで、育児で猫背や前かがみの体勢が続いてしまうと、骨盤が締まらないだけでなく歪みの原因になります。
ですので、産後すぐからでも骨盤ベルトを着用しましょう♫
帝王切開用の骨盤ベルトも売っていますので、是非使用してみてくださいね☆
しかし、お腹の傷口に違和感を感じるようであればすぐに着用を中止しましょう。
腹筋や骨盤の歪みに効くエクササイズ
傷口が良くなり、体調も戻ったのであれば、少しずつ身体を動かしていきましょう。
気分転換に赤ちゃんとお散歩するのもいいですよ☆
ですが、天気が悪いと出かけられなかったりしますよね(^o^;
そんな時は家でも簡単に出来るエクササイズがオススメです☆
腹筋運動
①仰向けに寝転がり、膝を曲げます。
②お腹に手を乗せ、腹筋を使うよう意識します。
③床と腰が触れていない隙間を無くすように、身体を丸め起こしていきます。
④頭を持ち上げおへそをのぞき込み、そのままの姿勢で深呼吸、5-8秒キープします。
腹式呼吸で行うとしっかりお腹を鍛えられますよ☆
ぽっこりお腹の解消に
①肘を肩の幅につき、うつ伏せになります。
②膝で身体を支えながら腰を上に上げます。
③そのままの姿勢を20秒キープして、慣れてきたら長くしていきましょう。
更に鍛えたい場合は膝も上げてつま先だけで支えるといいですよ☆
どれもちょっとした時間に行えるので是非お腹のたるみ解消に行ってみてください。
ですが、無理は禁物です!
体調が悪いときや、傷口が痛む場合はすぐに辞めて安静にしましょう。
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帝王切開後のお腹のたるみはなぜ戻らない?
そもそもお腹のたるみというのは妊娠中に赤ちゃんが大きくなるにつれてお腹も大きくなり、お腹の皮が伸びてしまうため、産後にお腹がたるんでしまいます。
それだけでなく、出産が近くなると骨盤が開いていき内臓が下がってしまうことからお腹の下腹部に内臓が集中し、ぽっこりお腹になりたるみの原因になります。
ですが、お腹の皮というのは4ヶ月〜半年経つと自然に戻るのをご存知でしょうか。
新陳代謝が高ければ高いほど皮膚の治癒力が上がります。
それでもお腹のたるみが戻らない原因はなぜなのでしょうか。
今回は産後のお腹のたるみが戻らない原因の、
○運動不足
○食べすぎてしまう
○骨盤が歪んでいる
この3つについてご説明しますね。
運動不足のため
冒頭でも説明したように、お腹のたるみの原因として産後はどうしても運動不足になりがちになります。
もちろん帝王切開での傷を治すためには産後約2〜3ヶ月は安静が必要です。
ですが、傷口が良くなり運動しても良くなったにも関わらず、育児の疲れやストレスで家から出るのが億劫になったりする場合もあるんですよ。
そうすると一日中横になったり座った状態が続き、更には普段の体勢が猫背などのように前かがみでずっと過ごしてしまうと、腹筋が使われなくなりお腹のたるみを悪化させてしまいます。
運動不足を解消するにはウォーキングをするのが一番ですよ☆
特に、赤ちゃんが小さい時や気候が寒い間は外に出るのを遠慮してしまいがちですが、気分転換に少しでも外に出るとリフレッシュ出来、ストレス発散にもなります。
傷口がしっかり良くなったら少しずつ運動を取り入れるようにしましょうね。
食べ過ぎてしまっているため
妊娠中はつわりや体重制限で食べたいものが食べられず、産後にようやく食べれるようになったからと高カロリーなものや塩分の多いものなど食べすぎていませんか。
私も妊娠中はつわりで麺類が食べられず、産後は育児に忙しいためカップ麺などの気軽に手早く食べられるものばかり食べてしまっていました(^o^;
高カロリーなものや塩分の高いものは脂肪が付きやすく、ぽっこりお腹になりやすいんですよ!
そうするとお腹のたるみはますます酷くなり、高カロリーや塩分の高いものは中毒性があるため中々辞められなくなってしまうという悪循環になってしまいます。
また、母乳育児で育てられているお母さんですと乳腺炎になりやすく、最悪の場合は手術しないといけなくなります。
帝王切開での手術をしたのに、また産後のトラブルで手術しないといけないなんて嫌ですよね(*_*)
ですので、お腹のたるみを予防するためには、高カロリーや塩分の高いものは避けてヘルシーな食事を摂るよう心がけましょう。
骨盤が歪んでいるため
自然分娩で出産されたお母さんは産道を赤ちゃんが通るため骨盤が開きます。
では、帝王切開だと開かないのか?というとそうではありません。
妊娠中から出産まで骨盤は徐々に開いていき、出産後また自然に締まっていきます。
自然分娩の場合は産道を通るときに脳が出産したと認識し、産後は骨盤を締めるよう脳が司令を出しますが、帝王切開の場合は産道を通らないため認識しづらく骨盤の締りが悪くなってしまう場合があります。
また、産後は骨盤ベルトを使う方が多いでしょうが、帝王切開の場合は傷口に触れるのを恐れて着用せずに産後過ごしてしまい、育児などで姿勢が悪い状態を続けてしまうと骨盤が歪んでしまうんですよ!
骨盤が歪んでしまうと、血行が悪くなり新陳代謝も落ちて冷え性の原因にもなります。
そうすると、身体を温めるためにお腹に脂肪が付きやすくなり、お腹のたるみが戻らない原因になってしまうんです。
ですが、帝王切開後にお腹のたるみを戻す場合は、傷口が良くなる産後から約2〜3ヶ月後を目安に始めるといいでしょう。
急いて身体を無理に動かしてしまうと、傷口が開き閉じにくくなったり、出血して治りを遅くしてしまったりしてしまいます。
あくまで傷口が良くなるまでは身体を休ませることに専念してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
帝王切開後はお腹のたるみが気になるところですが、傷口が癒える産後2〜3ヶ月は無理な運動は辞めて、産後すぐから行える、栄養バランスの良い食事と骨盤ベルトを使用しましょう。
動けるようになったら少しずつ身体を動かし、無理し過ぎないようにお腹のたるみを引き締めていってくださいね。
妊娠前のスリムな身体に戻れるよう焦らず、自分のペースでやってみてくださいね☆
それでは!
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